DVD-RWのパケットライト
とある弊社のS/W改造仕様書のレビューコメント。
「DVD-RAMだけじゃなくてDVD-Rにも対応してください。」
ちぃ!この短納期で簡単に言ってくれるぜ!
ISO9660は対応不可!ライブラリないしDVD-RAM用にある今の処理が使いまわせない。
となるとパケットライトだけど、確かメンドイんだよなぁ。
・・・出来るかな?一応試す。
環境はDebian4.0
モジュールのロード
/etc/modulesに書いとけば良いと思う。
modprobe udf
物理フォーマット
strict overwrite方式にフォーマットする。
dvd+rw-format -force=full /dev/sr0
パケットライトインターフェースに実デバイスをアサイン
これで/dev/sr0用の/dev/pktcdvd/0が出来る。
pktsetup 0 /dev/sr0
UDFでフォーマット
ここでmedia_typeをdvdにするとリードオンリーでしかマウントできなくなる。すなわち使えない。
mkudffs --media_type=dvdrw /dev/pktcdvd/0
ようやくマウント
mount /dev/pktcdvd/0 /media/cdrom
フォーマット済みの時はpktsetupとmountでOK。
イジェクトはこう。
まずアンマウント
umount /media/cdrom
パケットインターフェースの削除
これをしなくてもイジェクトはできるけど、メディアを変えての再利用は不可なので必ず削除のこと。
pktsetup -d 0
イジェクト
eject
うむ、処理中に無数に散らばるマウントとアンマウントでのコマンドの整合性を取るのがメンドイけどできそう。
でも、dvd+rw-formatでのフォーマットに時間が掛かるから、実用は要検討かも。