もぐてっく

人は1つ歳をとるたび、1ビットづつ大きくなれると信じてた。

mikutterメモ:プラグインスラッグの注意点

.mikutter.ymlで指定した:slugと、Plugin.create()の引数で指定したスラッグが違うと、Plugin::specがnilになります。

これは、Plugin::specの初期化は.mikutter.ymlで定義されたスラッグのインスタンスで行われ、プラグイン自身はPlugin.create()で指定したスラッグのインスタンス(前者とは別のインスタンス)で行われるためです。

結果、Plugin::specを参照する機能を使うとポコっと落ちます。
具体的にはアイコンセットです。ぐふぅ。

当たり前ですが、両者のスラッグは統一したほうがいいですね。

mikutterメモ:on_period使用時の注意点

1分周期でイベントを発生してくれる便利なon_periodさんでハマったのでメモ。

on_periodはサービス(=アカウント)ごとに1回ずつ呼ばれます。
なので、マルチアカウントでmikutterを使用している場合、毎分アカウントの数だけon_periodが実行されてしまいます。

アカウントに拘らない周期処理を行う場合は、引数のserviceがメインアカウントの場合のみ処理するようにすれば良いと思います。

Plugin(:test) {
  on_period { |service|
    if service == Service.primary
      # やりたいこと
    end
  }
}

普段シングルアカウント運用の人も、開発時はサブアカウントを登録しておいた方が良いですね。

メッセージのフォントを変えたり文字色を変えるmikutterコマンドを作ったよ

何これ?

選択したメッセージのフォントや文字色を変更するmikutterコマンドを追加します。前のエントリ(メッセージをホームタイムラインに混ぜ込むmikutterコマンドを作ったよ - もぐてっく)で抽出タブの結果をホームタイムラインに転送するmikutter-command-redirect-to-homeをご紹介しましたが、これだとタイムラインに流れてきたメッセージと混ぜ込んだメッセージの区別がつかないため、このコマンドで見分けが付くようにすると便利です。

インストール

GitHubからzipファイルをダウンロードして適当なディレクトリに展開して下さい。

moguno/mikutter-command-style · GitHub

※mikutterプラグインマネージャ"Packaged"で"moguno"を検索してインストールするのもおすすめです。いやほんと。

使い方

まずは設定画面の「スタイル」でフォントと背景色を設定します。スタイルは1〜5の5種類が設定できます。

f:id:moguno:20150104210024p:plain

次に、適当な組み合わせの抽出タブを作ってください。その際、「適用するコマンド」タブで「スタイルnを適用(n:1〜5)」を選択することで、抽出結果に先ほど設定したスタイルが適用される様になります。
(要mikutter-extract-fire-command)

f:id:moguno:20150104192303p:plain

例えば「mikutter」で検索した結果にこのプラグインを適用した結果はこんな感じです。

f:id:moguno:20150104210115p:plain

設定

スタイル

f:id:moguno:20150104210024p:plain

  • フォント

メッセージのフォントフェース、サイズ、文字色を設定します。

  • 背景色

メッセージの背景色を設定します。