初代Mac miniにmikutterを入れるまでの記録
2005年に発売された初代Mac mini。
当時は\50k台で買える小さなMacと言うのが画期的で、思わず買ってしまいました。
多分給料で買った始めての高額商品かも。
PowerPC G4 1.25GHz HDD 40GB Ultra ATA CD-RW/DVD-ROM(CD最大24倍速、DVD最大8倍速) ATI RADEON 9200(AGP 4× 32MB) 10/100BASE-T DVI-I×1 USB2.0×2 400Mbps FireWire×1 ステレオミニジャック×1
折角買ったんですが当時Windowsを崇拝していた僕にはUIの違いが許容できず、余り使わず部屋のインテリアに。
どっちかと言うとVineとかDebianを入れてサーバとして使ってた方が長いかも。
今やサーバ用途としても微妙なスペックになってしまいましたが、コンパクトでスタイリッシュなMac miniはなかなか捨てる気にもなれず、メモリを1GBに積み替えたりOSをLeopardにアップグレードしたりと、なんとなく保守して来てました。
今回はそんなMac mini君にmikutterをインストールしてみます。
完全にオワコン化したPowerPCなMacがどこまで戦えるかって企画です。
MacPortsのインストール
今ドキだとhomebrewを使うのがいいんでしょうけど、PowerPC用のツリーは本家とは別みたいで、PowerPC時代からやってはるMacPortsさんを使うことにします。
てか、昔導入したのが残ってたので惰性でそれを使います。
取り敢えず最新版にアップグレードしときます。
sudo port selfupdate
Xcode 3.1.4インストール
Leopard付属のXcodeはzlib他のライブラリが古くてMacPortsさんが駄々をこねるので、ppcでの最新版Xcode3.1.4を導入します。
公式開発者向けサイトのDownloads for Apple Developersで3.1.4を検索すれば出てきます。
https://developer.apple.com/downloads/index.action
注:かなり時間がかかります。
Mac miniのsafari経由で落とそうとすると「完了まで4時間」とか表示されて辟易。
なんかの間違いだろうとメインマシンでダウンロードしたら3分で終わった。
それをsftpでMac miniに転送。これまた3分。
自分のファインプレーにほくそ笑みつつインストールを開始するも、「インストール完了まで4時間」とか表示されたので寝ました。
ruby1.9インストール
翌日、Xcodeのインストールが完了してることを確認して、ruby1.9のインストール開始。
sudo port install ruby1.9
注:かなり時間がかかります。
おおっ!1.9.3が落ちてくるんだ。
8年前のPCでも最新鋭のスクリプト言語が使えちゃうのがOSSのいい所よね。嬉しいなっと。
・・・あれ?全然ターミナルの表示が更新されないな。
・・・。
・・・会社行くか。
gtk2インストール
途中でコンパイルエラーしてたらどうしようかと思いながら家に帰ってきたら無事に完了してました。
続いてgtk2のインストールを開始。
sudo port install gtk2
注:めっちゃ時間がかかります。
依存関係でいきなりperlのインストールが始まって、長期戦を予感させる。
libtool・・・automake・・・各種ミドルウェア・・・
そろそろかな・・・?そろそろかな・・・?
ぐはぁ!!pythonさん!なんで出てくるんスカぉぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
寝ました。
XQurtzのインストール
標準のX11だとOAuthの認証ウインドウが出た時点でお亡くなりになるので、XQuartzをインストール。
http://xquartz.macosforge.org/landing/
OSのバージョンを検知して適切なXQuartzのバージョンを提示してくれます。親切。
ちなみに、2.6.3がLeopard版の最終バージョンです。
注:これはそんなに時間がかかりません。5分くらい?