もぐてっく

人は1つ歳をとるたび、1ビットづつ大きくなれると信じてた。

Raspbian Wheezyにzramを導入してみた。

これまでのあらすじ


約束の6week待ったけどRaspberry Pi全然こねぇぞゴルァ!
        ↓
ようやく発送通知メールがキターーーーーーー!!!
        ↓
「Raspberry Piにメモリ倍増512MBモデル登場。お値段据え置き。」ですとっ!!!
        ↓
ようこそ、Raspberry Pi 256MBモデルorz....


まぁ、鯖用途に使うなら必要十分なんですが、HDMIを活用してマルチメディアな用途に使うには少々不安。
幸い、CPUは700MHzと余裕があるので、zramを導入することにしました。


zramって言うのはメインメモリの一部をブロックデバイスにできるカーネルモジュールです。
書き込んだ内容をリアルタイムに圧縮・伸長させることで、実容量よりもちょっと多くのデータを保存できるってのが、通常のRAMディスクとの違いです。


この性質を利用してzramをスワップに設定してやれば、メインメモリの見かけ上の容量を増やすことが出来るという寸法です。


てか、一昔前はramzswapという名前で上記の用途に特化したモジュールでした。
(そして登場当時はcompacacheって名前でした。stagingに居るせいか、結構自由に名前とか仕様が変わってますな。)


設定はとっても簡単です。お試しあれ。


/etc/rc.local

# Print the IP address
_IP=$(hostname -I) || true
if [ "$_IP" ]; then
  printf "My IP address is %s\n" "$_IP"
fi

# enable zram
modprobe zram
echo $((128 * 1024 * 1024)) > /sys/block/zram0/disksize
mkswap /dev/zram0
swapon -p 1 /dev/zram0

exit 0